「誰もが安心して学び合える学校」
「ふるさととともに育つ学校」を目指して
6名の新入生を迎え、全校児童41人で平成29年度がスタートしました。
毎朝児童玄関では、立ち止まって、背筋をピンと伸ばして、丁寧なお辞儀と共に「おはようございます!」と爽やかなあいさつを交わすことから上原小学校の一日が始まります。児童は、業間のにこにこタイム・昼休み・放課後は元気に外で遊びます。上級生は実によく下級生の面倒を見ます。上原という地域に温かく大事に見守られて育ってきた子どもたちには、地域の方々の温かさや優しさが心根として身についています。
「人はチームで磨かれる」というのが私の信念です。気の知れた仲間と元気に活動できるから、児童には笑顔があふれ学校が楽しいと感じます。安心感があり居心地のいい仲間関係であるからこそ思い切って伸び伸びと学習や生活ができます。自分の考えを相手に伝えたり、相手の考えを取り入れたりできる仲間の中で子どもたちは高まっていきます。お互いに切磋琢磨し合える仲間と一緒に課題や困難を乗り越えていきます。そんな「誰もが安心して学び合える学校」づくりに努めます。
また、地域の皆さんからも米づくり、森林学習、読み聞かせ、しめ縄作りなど貴重な体験の指導を頂いています。学校からも地域へ飛び出して本物を見たり、感じたりする中で豊かな情操・知恵・逞しさを身に付けていきたいと考えています。児童も、職員も、学校も、地域も目的をもった温かいチームでありたいと考えます。地域の皆さんのお力をお借りしながら「ふるさととともに育つ学校」づくりに努めます。
学校の教育目標「あかるく かしこく たくましく」、経営の方針「感応するチーム 〜伝え合う 乗り越える〜」を掲げ、一人一人の児童が学級や学校というチームの中で磨かれ、自信をもって未来を切り開いていく強さを身につけた児童の育成に、職員が一丸となって全力を尽くします。
家庭・地域の皆様のこれまでのご支援ご協力に感謝申し上げますとともに、本年度も一層のご支援を賜りますようお願い申し上げます。
平成29年4月1日 下呂市立上原小学校長 |
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栃本 勝美 |
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