~「やさしい」6年生へ感謝を贈る~
6年生を送る会が開催されました。各学年の感謝を伝える活動の中で共通していたのは、「やさしさ」でした。まさに、今年の6年生を表す言葉です。私も同感です。日々の中で、6年生が示してくれた「やさしさ」を心で受け取り、それを感謝で返していく…そんな温かな会であった…それが一番の感想です。
1年生は、国語で学んだ「くじらぐも」に乗っている…という場面を通して、6年生への感謝を伝えました。「6年生のおかげで尾崎小が大好きになったよ~。」また、歌にのせて「6年生ありがとう♪」「すごいよ~♬」「大好きだよ~♪」そう伝える姿が印象的です。
2年生は、6年生全員の名前を挙げながらスタートしました。登下校の時のさやしさ、委員会活動での工夫した取組、まごころグループ遊びの工夫に対して感謝を述べました。「私たちも真似をしたいです。」そんな気持ちも添えて。
3年生は、やはり、6年生の「さやしさ」を前面に出して感謝を伝えました。仲間の時間のトラブルも解決してくれるやさしさ、けがをした時も寄り添ってくれるやさしさ…そして命を守る訓練の時に示すリーダーシップへの憧れと感謝を添えて伝えました。
4年生は、「私たちの憧れです。」と言い切りました。やさしい6年生への憧れ…自分たちもあんな高学年になりたいという気持ちが見え隠れします。そして、感謝を形にしました。手作りのキーホルダーを作り、一人一人に感謝の言葉を添えて渡しました。そして、最後は、憧れの6年生が運動会で踊ったダンスを披露してくれました。
5年生は・・・この会の企画・運営を、力を出し合いながら進めてきました。各学年への依頼、会場づくり、当日の進行…初めてづくしのことですが、全校の一人一人を巻き込み、この温かな会をつくってくれました。
そして6年生…退場の直前…「ちょっと待った!」と。退場のアナウンスを一旦止め、全校に感謝の気持ちを伝えました。6年生らしい行動です。堂々と、そして誠実に、思いを込めて話す姿は、やはり後輩にとって憧れです。「まごころ」とは、やはり内面で培われ、豊かになっていくのだと強く感じます。
盛大な拍手の中、6年生は胸を張って退場していきました。そしてもう一つ…残った会場の後片付け…これまた準備と同じように、1~5年生が、誰一人手持無沙汰にしている状況もなく、さっと行われました。清々しさの残る片付けの姿でした。
「まごころ」の行き交った体育館…寒い日でしたが、心温まる場所となりました。多くの保護者の皆様にご参観いただき、ありがとうございました。