下呂市小中学校事務共同実施・学校運営支援室
【教育委員会挨拶】
学校と市教育委員会が連携・協働し「教育の質を高め、子どもたちの学びと笑顔に貢献したい」という願いのもと、平成26年度、要綱に基づき学校運営支援室を中心とする「下呂市小中学校事務共同実施」を立ち上げました。そして、携わる多くの人の努力により、確かな歩みをしてきました。こうした実践と実績は、県教育委員会により「下呂市モデル」とまで評価いただいています。
共同実施のキーワードは「つながり」です。市内を一つの学校と見なし「共同実施に関わる校長・教頭・教諭・事務職員、そして市教育委員会が意図的につながる。個がチームになることにより、様々な課題への気づきが提案につながり全体へとつながる。」この連動こそが、私たちが願う「子どもたちの豊かな育ち」となっていきます。
この連動により、近年では、GIGAスクール構想によるタブレットをはじめとしたICT環境整備や配信型デジタル教科書導入など、「学校運営に関わる有効な提案や提言」につながっています。今年度は、適正な学校予算編成、給食費の公会計化関連など様々な課題もあり、さらにつながる内容も広がっていくことが考えられます。
今後も、私たちの仕事の先にある「輝く子供の姿」を思い描き、学校運営や教育行政に関わる有効な提案や提言につなげます。
下呂市教育委員会 学校教育課
課長 黒木 和実
統括挨拶(共同実施・支援室について)
下呂市の小中学校事務共同実施も発足から9年を迎えました。
この間、それぞれの組織が少しずつその役割を明確にし、実践を積み重ねて組織基盤は充実してきています。その基盤の上に立ち、昨年度からは、事務職員の「主体的で積極的な学校運営参画」に重点を置いて実践を進めています。
今後、AIによる事務環境整備が進むなかで、「実務系事務職員」から「企画系事務職員」へのシフトが求められています。共同実施組織を活用し、企画運営力向上のための高度で専門的な知識の習得と、積極的な学校運営参画の実践例を積み重ね、学校運営支援、改善の取組を円滑に進められる組織を目指しています。
「子どもの未来を、学びを通して開いてあげることが教育の使命であり、教育の質を高めることが私たちの使命」と考え、学校事務の共同実施がその一端を担い、関係組織をつなぎ願いを共有して、改善、前進に向けて創造力を発揮し常に発信していける組織であり、政策を実現できる組織、子どもたちの学びに貢献できる組織でありたいと考えています。
連絡先
統括事務長:小池寿雅子
勤務校:下呂市立下呂中学校
〒509-2202
岐阜県下呂市森455番地1
電話:0576-25-2732
FAX :0576-24-1051
email:gero-j@fcis.gero-j.ed.jp