5月3日~4日に開催された鳳凰座歌舞伎公演に、竹原中学校の生徒13名がボランティアとして運営のお手伝いをしました。
案内係は、芝居小屋の玄関でお客様をお迎えし、靴袋を手渡して客席を案内します。混雑してきたときは、空いている席まで案内したり、幕間にはトイレの場所を案内したりして、自分から進んで動く姿に感心させられました。
また、飲み物やお菓子、お弁当の販売をする売店の係や、ご祝儀をいただいた方の名前を書いた紙を会場に貼り出す係、中には舞台転換のお手伝いをする生徒もいます。
生徒と一緒に運営した大人からは、「中学生が大活躍してくれたおかげ」、お客さんからは「中学生が頑張っているね」という声をたくさんいただきました。

また、公演には小学生11名と中学生5名、高校生1名が出演しました。本番に向けて頑張って稽古した成果を披露し、その熱演に大きな拍手が贈られました。学年の異なる子どもたちが、楽しみながら同じ目標に向かって一体となって取り組む姿がほほえましく映りました。

今年の公演も、子どもたちが舞台の表や裏で活躍する姿がたくさん見られました。子どもたちの活躍によって地域の行事に活力がもたらされ、大人が元気をもらっています。子どもたちが大人と一緒になって、地域の伝統文化を支えている一員となっています。

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