金山中学校全校生徒が、母校である小学校へやってきて、高学年との交流会を企画・運営してくれました。
自分たちで進める主体的な異学年(=縦割り)活動を通して、自分たちの自治力や仲間意識をより高め、更にはその力を地域貢献にも活かしていこうとする取組において、縦割り活動の幅をさらに広めていこうとする今回の試み。
暑い最中、中学校から歩いて小学校まで来てくれました。
中学生と小学生高学年が体育館内で対面する形でスタート。
この日のために、中学生は3つのエンカウンター(・10回じゃんけん ・みんなでピンポン ・インスピレーションゲーム)を準備して、会を進めてくれました。
総合司会を務めた生徒会長の、はきはきとした声や的確な進行の指示。
それを支え、会を盛り上げたり、相手(小学生)との関わりを大切に、進んで歩み寄ったり声掛けをしたりするなど、意識して行動する中学生の姿に、学ぶべき憧れとなる姿を多く見出すことができました。
今回は、中学生の企画・運営にのっかって、お客さん的な立場で会に臨んだ5・6年生の子たち。
でも、彼らも小学校では、全校児童をリードする、リーダー&サブリーダーの役目を担い、ここまで着実に歩んできています。
今後、2回目以降の小中交流会が計画される時は、小学生も、自分たちができる・できそうな役割を担い、企画段階から共に参画し、小・中学校で共に目指す「主体性(=自分から」「協働力(=仲間と共に)」の姿をより高めていってほしいと願います。
中学生全生徒と、小学生高学年が一緒に活動することでほとばしる、エネルギーの大きさを感じることのできた今回の交流会。
その力を、さらに大きな縦割りの輪、そして地域へと発信していってほしいと思います。
中学生の皆さん、楽しく充実した交流会をつくってくれて、本当にありがとうございました。

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